ある日見つけた、ちいさなちいさな壜。
大きさを測っていないので正確な数値ははっきりしないけれど、見た感じだとだいたい高さ2センチくらいじゃないかと。
ご覧の通り、「雲切」とエンボスがある。
ちなみに、裏返すと「目薬」とエンボス文字があります。
あんまり壜が小さくて「雲切目薬」と一行に書ききれなかったのだろうか。
この辺に大人の事情が見え隠れ。(爆
「雲切目薬」。
長野市にある善光寺に由来することで有名です。
「雲切」の名前の由来は、「“白内障の目でも雲切目薬を点眼すると、雲が切れて晴れ間がのぞくように見えるようになる。”」ということらしいです。
なんと霊験あらたかな名前なんでしょう。
この雲切目薬。
現在も「笠原十兵衛薬局」というところで販売されていますが、ありとあらゆるところから出ていたようですので、恐らくこれも本家本元の善光寺雲切目薬ではないのだろうと思います。
雲切目薬…私は使ったことはありませんが、目を開けていられないほどしみるらしいです。
昔はもっと成分が強かったので、昭和57年に一旦製造中止になったそうです。
で、平成7年に成分を弱めてふたたび販売されるようになったとか。
練りものは痔にも効果があったようですよ。
尻も「雲が切れて晴れ間がのぞくようにすっきり」するんでしょうかね。
むむ…恐るべし雲切。(;´Д`)