今日は九十九里方面に用事があって夫と出掛けました。
そこでどうせ行くならちょっと足を伸ばして海にエヘヘ…と夫にお願いしてみたら快くOKが出たので(感謝)、家から一番近い海へ。
ここはいつ行っても何もないのですが、海岸ウォーキングもいいなと思って。
…というのは建前で、本当は蒼い貝があったらいいなとかマメがあったらいいなとか邪念満載。
ひと通り歩いてみて結局蒼い貝もマメもなかったわけなのですが、ひとつ気になるものを拾って半信半疑で持ち帰る。
それがコレなんですけどね。
これ、似てません?
見れば見るほどアレにしか見えません。
触った感じも質感ももうアレにしか。
でも、銚子ならいざ知らず、だだっ広い九十九里浜の中間地点ほどのこの場所にあるとは思えない。
この周辺にそのテの地層があるとも聞いたことがない。
でも、帰宅して2ヶ月前に銚子で拾ったアレ(本物)と並べてみても遜色ないくらいの出来。
真偽のほどはいかに?
琥珀の見分け方はいくつかあるけれども、ブツに傷をつけずに一番手軽に出来る方法が食塩水に入れてみる、というもの。
琥珀は比重が軽いので、飽和食塩水に入れると浮くのだとか。
ガラスやプラスチック、人工樹脂は沈むんだそうです。
ふむふむ、なるほど。
試しにやってみますか。
いい機会なのでついでに2ヶ月前のブツも試してみましょう。
まずは真水に入れてみます。
どちらも沈んでいます。
一度ブツを取り出し、飽和食塩水を作ります。
塩を入れかき混ぜる、を繰り返す。
そのうち溶けきらなくなった食塩が底に溜まってくるようになりました。
準備万端。
さあ、入れてみましょう。
まずは2ヶ月前のブツをイン。
はい、浮きました。
これは銚子産の天然琥珀なのでまあ想定内。
次は今日九十九里で拾ったブツ。
飽和食塩水にイン!
!!!!!!!!!!!
浮いた!
試しに再び真水に入れてみたら両方沈みました。
琥珀で確定ですねこれは。
なんでこんなところに琥珀が??
考えられるとすれば、銚子から遠路はるばるどんぶらこっこ?
それしか思いつかない。
でもここ、銚子から何十キロも離れているんだよ。
不思議なこともあるものですね。