またまたご無沙汰です。
や〜、言い訳しちゃいますけど、スマホで手軽に投稿できるSNSに上げてしまってそれで満足してしまうんですよね。(^_^;)
なのでSNSに上げつつブログも定期的に更新していらっしゃる方を最大級に尊敬いたします。
今はまた海お休み中ですが、ちょっと前まで狂ったように行きまくっていた時期があったので、その時の拾い物等、またここに上げていけたらと思っております。
めげずにお付き合いいただけましたら嬉しいです。
一昨年始めたウォーキング、今もなんとか続いております。
暖かくなり、川沿いの散歩道にも動植物が色々出てきています。
4日前、いつものように歩いていたら道の真ん中で途方に暮れていたこの子を発見。
クサガメの子供。
拾い上げてみると長い尻尾がピョロンと動いた。
道端に落ちているこのサイズのカメはたいていカサカサに干からびているか踏まれてペタンコになっているのですが、どうやらこの子はご存命。
ここにいたら踏まれちゃうよ。
うう…持ち帰りたい。
うちの子にしちゃいたい。
でもうちには前の家から連れてきたのと海で拾ってきたのと、全部で3匹の大人ガメがいるので、多分夫にダメって言われるんだろうな。
…。
しばらくその場で考えて、その子ガメをそっと洋服の胸ポケットに入れた。(散歩中でカメを入れる容器とか何も持っていなかったので)。
そして急いで帰宅。(笑)
水を張った洗面器にカメを入れる。
しばらくしたら活発に動き出しました。
大きさを測ってみる。
2.3cm。
本当にちっちゃいの。
本当に可愛いの。
カメを眺めながらしばらく((( *´ Д`* )))ポワワとしてたんだけど。
さあどうやって夫を説得しようか。
まずはそれを考えなければならない。
夫が帰ってくるまでの数時間で考えついたのは
「カメの命名権を与える」
だった。(´д`)
なんじゃそりゃ。
何にも思いつかなかった。
ダメって言われるのを覚悟するしかないな。
夫が帰ってきた。
カメを見つける。
ドキドキしながら反応を見る。
カメをひと目見た夫の第一声。
「何これ目が点で可愛い!」
あっさり受け入れてもらえました。(笑)
よかった。
で、公約通り命名権を与えたのだけれど、色々候補はあるのだけれどひとつに決められず、未だ名前を付けてもらえていない。
この子が我が家に来て4日経ちますが、エサも食べるようになったのでひとまず安心です。
カメは長生きなので、私も頑張って長生きしますよ!\(^o^)/
【2017.4.22追記】
我が家にやってきて10日。
エサをモリモリ食べてます。
元気です。
でもこのクサガメ。
顔がクサガメっぽくないんです。
全体のフォルムはクサガメなので私もずっとクサガメだと思ってたんですが、何か違和感があって。
何だろうな〜ってよく見たら目がクサガメと違う。
↓これはクサガメの顔。
で、これはうちの亀の顔。
クサガメにあるはずの目の横の黒線がないんです。
この子は限りなくクサガメに近いウンキュウさん(ウンキュウ=クサガメとニホンイシガメのハイブリッド)ですね。
ウンキュウをゲットできるなんて嬉しい!
やっと名前も決まりました。
そのまんまですが。(笑)
光り輝くもの、もうひとつありました。
過去に海や散歩道で拾い集めたビー玉やおはじき。
これらにも片っ端からブラックライトを当てていったら、ひとつだけ光るものを発見。
大玉のビー玉。
元の色は黄色いです。
これにブラックライトを当てると
オレンジ色に光りました。
お?
これもウランガラスか?
しかし一般的なウランガラスは黄色く光るのですが、これはオレンジ色。
調べてみると、オレンジ色に光るのはウランではなく、マンガンが入ってるからだそう。
ウランガラスではないですが、蛍光するガラスはどれも美しいですよね。(^-^)
ある日。
何気なく目の前にある箱をポチポチしていたら、気になる記事を見つけた。
銚子産の琥珀にブルーアンバーがある、と。
ブルーアンバーとは、紫外線に当てると青く光る琥珀のこと。
ドミニカ共和国産がほとんどだそうですが、国産の琥珀でも青く光るものがあるそうです。
私の手元には銚子産の琥珀原石がふたつ。
宝石として流通している琥珀は偽物がけっこうあるらしいのですが、これは私が産地で見つけた天然ものなので間違いなく本物の琥珀。
真偽のほどは問題なし。
そしてブルーアンバーか否か、これは調べないわけにはいかないでしょう。
というわけで、早速電気屋に行ってブラックライトを購入。
手持ちの琥珀に当ててみると。
おお!なんということでしょう!
見事に青く光りましたよ。
千葉県産の漂着琥珀がブルーアンバーだったとは。
ただただ感動です。
漂着琥珀をお持ちの方、是非ブラックライトに当ててみてください。
もしかしたらブルーアンバーかも知れませんよ。
琥珀が光って面白くなった私は、手持ちのガラスびんの中にウランガラスがないか気になり、片っ端からブラックライトを当ててみました。
そうしたら数年前に南房総の海岸で拾ったベーゴマ型のペロペロ(昔の砂糖菓子)容器が光った!
元の色は薄い緑色です。
置き方を間違えるとうんこにしか見えなくなるやつです。(笑)
このような色のガラスびんやビー玉は過去に拾ったり骨董市などで購入したりで家に沢山あるのですが、光ったのはこれだけでした。
やっぱりウランガラスは少ないです。
憧れのウランガラス、知らなかっただけでずっと家にあったんですね。
思わぬことが判明して嬉しいです。(^-^)
今日は九十九里方面に用事があって夫と出掛けました。
そこでどうせ行くならちょっと足を伸ばして海にエヘヘ…と夫にお願いしてみたら快くOKが出たので(感謝)、家から一番近い海へ。
ここはいつ行っても何もないのですが、海岸ウォーキングもいいなと思って。
…というのは建前で、本当は蒼い貝があったらいいなとかマメがあったらいいなとか邪念満載。
ひと通り歩いてみて結局蒼い貝もマメもなかったわけなのですが、ひとつ気になるものを拾って半信半疑で持ち帰る。
それがコレなんですけどね。
これ、似てません?
見れば見るほどアレにしか見えません。
触った感じも質感ももうアレにしか。
でも、銚子ならいざ知らず、だだっ広い九十九里浜の中間地点ほどのこの場所にあるとは思えない。
この周辺にそのテの地層があるとも聞いたことがない。
でも、帰宅して2ヶ月前に銚子で拾ったアレ(本物)と並べてみても遜色ないくらいの出来。
真偽のほどはいかに?
琥珀の見分け方はいくつかあるけれども、ブツに傷をつけずに一番手軽に出来る方法が食塩水に入れてみる、というもの。
琥珀は比重が軽いので、飽和食塩水に入れると浮くのだとか。
ガラスやプラスチック、人工樹脂は沈むんだそうです。
ふむふむ、なるほど。
試しにやってみますか。
いい機会なのでついでに2ヶ月前のブツも試してみましょう。
まずは真水に入れてみます。
どちらも沈んでいます。
一度ブツを取り出し、飽和食塩水を作ります。
塩を入れかき混ぜる、を繰り返す。
そのうち溶けきらなくなった食塩が底に溜まってくるようになりました。
準備万端。
さあ、入れてみましょう。
まずは2ヶ月前のブツをイン。
はい、浮きました。
これは銚子産の天然琥珀なのでまあ想定内。
次は今日九十九里で拾ったブツ。
飽和食塩水にイン!
!!!!!!!!!!!
浮いた!
試しに再び真水に入れてみたら両方沈みました。
琥珀で確定ですねこれは。
なんでこんなところに琥珀が??
考えられるとすれば、銚子から遠路はるばるどんぶらこっこ?
それしか思いつかない。
でもここ、銚子から何十キロも離れているんだよ。
不思議なこともあるものですね。
ウォーキングを日課にし始めてそろそろ1年。
最初はダイエット目的のウォーキングでしたが、大幅減量に成功し、太る前の体重に戻せました。
目標体重を達成したので現在は体型維持と健康のために何となく続けています。
土砂降り暴風とかでない限り毎日です。
毎日歩いていると様々な出会いがあります。
例えばカメ。
車道に出てくるがゆえに車に轢かれて無残な姿になったカメを見る機会も多く、カメ飼いの私はそのたび心を痛めていました。
今日は田んぼから車道に出てきて走っている車スレスレのところを歩いているカメを発見。
このままじゃ踏まれる、ということで即捕獲。
車の来ない安全な水場まで連れて行って放してきました。
達者で生きてくれ。
帰宅して夫を連れて海へ。
そこで見つけたのがこれ。
写真だと分かりづらいかもだけどこれ、ブンブクの化石です。
ウラ。
ウニ化石、初めて拾った!
見つけた時は思わず声を上げました。
見た感じ、オカメブンブクのようです。
カメを助けて早速いいことがありました。
皆さんも困ってるカメがいたら助けた方がイイですよ。きっといいことがあります。
海水浴シーズンが始まる前、カニの化石が欲しくてカニの化石が拾えると有名な内房の海岸に週末ごとに通いつめていました。
が、ひとつも拾えないまま海水浴シーズンを迎え、海に行かれず悶々と日々を過ごしていました。
そして海水浴シーズンが終わって早々に行った内房の海岸でそれっぽいものを発見。
半信半疑で持ち帰ってきたけど、ハズレかな〜と思っていたら、SNSでカニの化石だと教えていただけました。
初のカニの化石。
嬉しい…けど、やっぱひと目でカニと分かるものが欲しい。
なので今日、探す場所を変えてみました。
完全ノーマークの場所だったので、本当に見つけられるのか半信半疑。
今日は珍しく夫が車から降りてきてしばらく一緒に海岸を歩いてたんだけど、暑いからって10分くらいで車に戻ってっちゃいました。
さみしい…。(´・ω・`)
で、例によってひとり磯乞食。
しばらく歩いていると、ずっと探し歩いていたものがふと目に入ってきた。
おおおお!
ザ・カニ!
これは誰が見ても分かる!
カニだ!
ひと歩きして見つけたカニの化石がこちら。
大漁!
今まで内房に通いつめてたのに見つけられなかった日々は一体なんだったのだろうか。
他にも

貝の化石とか
カシパンウニの化石。
これはもっと形が残っていたら良かったな。
貝の化石(内部瑪瑙化)
貝殻もちょこちょこ。
ドラゴンボール(星ひとつ)。
ドラゴンボール(漫画)好きの夫に(`・ω・´) ドヤァしながら渡したら渋い顔されたけど何でだろう。
おかしいなあ。
今更ですが3月のお話。
3月の初めに行った5年ぶりの骨董市で見つけた陶器製の手榴弾。
第二次大戦の戦時中はガラスや金属など様々なものが不足し、それらの代用品に陶器が使われていました。
手榴弾も例外ではなく、陶器で作られた入れ物に火薬を入れたものでした。
そして戦争が終わってそれらが不要になり、大量に廃棄された手榴弾が現在も眠る場所が某県某市にあります。
近隣への配慮のため、くわしい場所はここには記しませんが、物凄く有名な場所のため、ちょっと調べれば出てきますよ。
で。
私達も3月の3連休で行ってきました。
なんとこれ全部手榴弾の欠片!
この中から完品を発掘すべく一日中、夫と二馬力で頑張ったのですが、現地のコンディションも私たちの装備も不充分だったため敢えなく撃沈。
ちょっと離れたところでもう何回も発掘に来ているというベテラン風味の男性がコンテナ一杯の完品をゲットしていました。
で、有り難いことにその男性が「初めて来てボウズじゃかわいそうだから」と山盛りコンテナの中から二つ分けてくれました。

ビギナーズラックはなかったけど、手ぶらで帰るなんて最悪パターンにならなくて本当に良かった!
本当にありがとうございました。
これから夏場はシーズンオフになるので、次のシーズンまでに不充分だった装備品もしっかり揃えて、ベテラン風味の男性からのアドバイスとこの日の敗因、反省点をしっかり復習しつつ、下調べもしっかりして秋のリベンジ戦に備えます!
そして次こそはこの手で完品を掘り当てたい!( `Д´)
※10月の3連休にリベンジ戦決行予定。
#
by takavy412
| 2016-07-31 11:11
| 遠征
トグロを拾ってちょうど3週間後の今日。
私はやはり馬鹿のひとつおぼえで銚子の海岸にいました。
潮回りが良くない上に満潮間近だったので大して期待せずにいたのですが、潮の満ちっぷりは私の想像以上で、いつも行く化石スポットは完全に水没。
期待してなかったとは言ってもまさかここまで満ちているとは思わなかったので、ガソリン代と高速代をはたいて片道3時間かけて行った私涙目。
でも、水没しちゃってるものはしょうがないので、目的と場所を変えることに。
先日夫から誕生日プレゼント(前倒し)でミニルーターを買ってもらったので、久々にサーフクラムを作りたいと思っていて、それの材料を調達することにしよう。
砂浜を歩いていると、ところどころに石炭が落ちている。
そういえば昔、博物館の職員さんが言ってたなあ。
石炭に白亜紀の琥珀が付いていることがあるんだよって。
見つけられたらラッキーだな、鮫の歯はダメだったし探してみるか。
落ちている石炭をひとつひとつひっくり返して確認していくと、1.5cmくらいの石炭に3ミリくらいの琥珀が付いているのを発見。
おお、ちっちゃいけど白亜紀の琥珀だ。
ちょっと嬉しい。
ちっちゃな琥珀付きの石炭を大事にポケットにしまい、再び歩き始めた私の目に飛び込んできた光景。
( Д ) ゜ ゜
うわあああああああなんじゃこりゃでけえええええ!!!
琥珀!
琥珀だよなこれ!
でけえええええ!!!
人工的な樹脂片では?とか劣化したスーパーボールか?とか色々疑ったけど、表面にコケムシやら母岩の欠片やらが付着しているので琥珀で間違いないかと。
つか、普通に落ちててビックリした。
興奮冷めやらぬまま、海岸徘徊再開。
今度は波打ち際を歩いていると奴が現れた。
おお、頭の部分がふっ飛んだイルカの耳骨ではないか。
クジラの耳骨はちょいちょい見かけるが、銚子でイルカの耳骨を拾うのは初めてだ。
頭がふっ飛んでるけど、銚子だったらこれでも状態はいい方だ。
デカイ琥珀は琥珀で間違いないとは思うけど、念のため、また後日博物館で見てもらってきます。
もし違っていたらここで皆さんにごめんなさいします。
【2016.7.17追記】
本日、博物館に持ち込み見ていただきました。
どちらも琥珀で確定です。
銚子には比較的新しい新生代(約500万年前)の地層と千葉県内最古の白亜紀前期(約1億4500万年前)の地層があり、新生代の地層からはサメの歯や貝、海棲哺乳類(イルカやクジラなど)の骨の化石が、白亜紀の地層からは琥珀(樹液の化石)やアンモナイト、三角貝の化石が出ます。
カセキスキーの私、もちろん千葉県産の白亜紀のアンモナイトや琥珀に憧れはありますが、白亜紀の化石を得るには海岸にあるおびただしい数の転石からノジュール(化石の入った石)を見つけ出してハンマーなどで叩き割り、出てきた化石を壊さないように丁寧にクリーニングして…といったような、気力と体力のいる作業をこなさなくてはならないので、白亜紀の化石には手出しはしていません。
…が。
そのような手順をしなくていいのなら話は別です。
まさか白亜紀のノジュールから化石がコンニチハした状態で落ちているとは思いませんでした。

まさかのアンモナイト。
半分しか残っていないですが、完全なる表面採取でこの状態だったらかなりいい方ではないでしょうか。
帰宅してから表面の付着物をはがしてきれいにしてみました。

化石部分のアップ。

右下の部分に「縫合線」と呼ばれるウネウネした部分があります。
縫合線、アンモナイトの特徴だそうです。
そしてよく見ると、ちゃんとトグロを巻いているのもわかります。
けっこう波に洗われちゃってて期待していませんでしたが、これは嬉しい。

こんな感じ。
標本ラベルはまだ作っていませんが、近々作成予定です。
種名を知りたいので、また博物館に行って見てもらってきます。
【2016.7.8追記】
博物館に持ち込みみていただきましたが、種の判別までには至らず。
博物館の研究員さんの知人に銚子のアンモナイトばかりを研究している方がいらっしゃるそうで、ありがたいことにその方に聞いていただけることになりました。
暫定的ですがやっと標本ラベルも作りました。
もし種名がわかったら差し替える予定。
【2016.7.14更に追記】
お願いしてあったアンモナイトの同定が出来たとのことで博物館から連絡をいただきました。
すごい!
種名と時代が判明した!!
超感謝!ありがとうございます!
早速標本ラベルを差し替えます。
珪化木、木の化石のことです。
最近化石が大好物の私、海歩きを再開してから見かけたら拾うようにしています。
その珪化木、だいぶ数が集まってきました。
メガロドンの化石を鑑定してもらうのに博物館に行ったときに一緒に持ち込んで見てもらい、確定済みです。

ほとんどが内房の海岸で拾ったものです。
炭っぽいものやフローリング調のもの、マットな感じのものなど、同じ海岸から出たものなのに色や質感がかなり違うんですよね。
なんか不思議。

こちらは銚子の海岸で拾ったもの。
内房のものより小さくてスベスベしてますよ。
ちなみに。
6年前にこのブログで銚子の珪化木として紹介したやつは珪化木ではなかったことが発覚。
ショック&恥ずかしい。
まだ誰も見てない今のうちに該当記事はこっそり削除しておきましょう。
(゚∀゚)