今月の骨董市で、ダンボールに入って売られていたヒョウタンが目に付いた。
まだ処理のされていない、収穫したままのウリの状態のもの。
なんかとても気になったので近づき、それを手にとってみた。
ダンボールには「ひょうたん 1コ500円」の貼り紙。
見ていたら、業者さんが近づいてきてのたまう。
「買うなら3個で1000円にしてあげる。」
ハッ。
そんなに物欲しそうな顔して見てたのか自分?(爆
「3個もいらないです…」と言うと業者さん、こうのたまった。
「絶対3個買った方がいいって!お得だよ~。」
「失敗したときのためにもう1コ~、成功したらまたやりたくなるからもう1コ~」
むむっ。
この業者さん、上手い。
私のハンドメイド魂をうまく突いて来たよ。
ひょうたんは前から大好きだったし、処理の段階から自分でやってみたいと思っていたのも事実。
ウリ状態のひょうたんに出会うことなんてめったにないし、この機会を逃がしたらもう次はないんだろうな~。
で。
3個購入。(爆
ひとつひとつ形が違うので、自分の好きなものを選んできた。
それがこれなんですけどね。
調べてみると、これは高さが15~20センチくらいなので「百成」という種類のようです。
ちなみに、良く耳にする「千成瓢箪」は高さ10センチ前後。
まずはタネ出しをしなくてはいけない。
タネ出しの方法…。
調べてみると、水に2~3週間程度漬け置いて中身と表皮を腐らせるのだとか。
ふむふむ。
だけどひょうたん関連のどのサイトを見てもも必ず書いてある一文が気になる。
「ご近所迷惑必至のひどい悪臭」
「ご近所から孤立しないために」
手に付いたら3日はにおいが取れないとかいろんなことが書いてある。
ウチは2DKの賃貸アパート…。
それは困る…。
むむ…。
私が業者さんに聞いてきたのは、ウリのまま部屋に飾っといて自然に中身が腐るのを待つ、というもの。
調べてみると確かにそんな方法もあるようですが、千成以上の大きさのものだと腐った中身が下に溜まり、中身の重さで下の方から壊れてくるのだとか。
むむ…。
それは困る…。
いろんな意味で…。
2DKの賃貸アパートでもご近所迷惑にならない処理方法はないものかとネットを徘徊して探し回っていたらこんなものが見つかった。
クエン酸と酵素の働きで中身を溶かし、1~2日でラクラクタネ出し!
ニオイもな~し!
その名も「バイオひょうたんごっこ」。
おお!
(゚∀゚)神のヨカーン
早速近くのホームセンターを数軒回ってみたが玉砕。
やはり敗因はマニアック過ぎるところにあるのだろうか。(爆
しょうがないのでネットで注文。
現在到着待ちです。
それまではウリのままでこのように鎮座しております。
ヒョウタン…。
そういえば前に海で拾ったものがあったな~と思い、タネケースの中から出してきた。
確か1月だか2月だかに館山で拾ってきたものだ。
中身もすっかり自然風化し、振ると残ったタネがカシャカシャと音をさせる。
処理いらずの楽チン仕様。
表面がシミだらけなのでペイントして「ふくべ細工」でも作ろうと思い、表面の凸凹をならすために耐水サンドペーパー#1500で軽くヤスリをかけてみた。
本当は米ぬかで磨くようですが…。
そしたらなんだか手触りがサラサラしてきたと同時に妙なツヤまで出てきた。
なんかペイントするのがもったいなくなってきたのでこのまま飾っておくことにした。
こんど飾り紐を買ってきて付けてあげます。
表面のシミは大自然のアートということでFA。(爆