アオイガイ。
漢字で書くと「葵貝」。
名前の由来は、この貝を2つ合わせると葵の葉っぱのように見えるところから。
名前に「貝」の字が入っていますが、これは貝殻ではなくてタコの殻です。
カイダコというタコのメスがこの殻を作り、中に卵を産んで育てます。
ペーパーノーチラス(紙のオウムガイ)という別名の通り、殻は薄く脆い作りですので、取り扱いには細心の注意が必要です。
漂着するのはおもに日本海側の海岸で、15~20cmクラスの大物が時に大量に漂着することもあるようです。
が。
ごくごく稀ではありますが、太平洋側への漂着も見られます。
しかし、日本海側で見られるような大物とは違い、こちらで見られるのはどれも4~5cm程度の子供ばかり。
おまけに、日本海から海流に乗ってやってくるためか、ボロボロになったものが圧倒的に多いです。
私も完体とはとんとご縁がなく、いつか大物サイズの完体を拾ってみたいと思ってきましたが。
「その時」は思ったよりも早くやって来ました。

大きさこそ5cm程度の子供サイズですが、どこも割れてない、そして欠けすらひとつもない良個体です。
見つけた時はなんかコケっぽくて薄汚い緑色でしたが、帰宅して洗ったら少しはマシになった感じです。
我が家には今年1月に拾った、上部が少し割れたものもあるのですが、大きさもほぼ一緒のアオイガイが手元にふたつ。
そしたらやっぱやるしかないっしょ。

これがアオイガイの名前の由来です。
それっぽく見えますか?
え~と。
今更ですが去年の話をしますww
去年のゴールデンウィーク頃、当時はまだ勤めていたわけです。
半日出勤の日だったのですが、いてもたってもいられなくなって仕事が終わったその足で夫を家から引きずり出して高速に飛び乗り、南房総の海に向かいました。
しかしこの日はゴールデンウィーク。
考えてることはみんな一緒でして、高速は軒並み渋滞続き。
はやる気持ちを抑えつつノロノロ運転で到着したのはお昼過ぎ。
なんせこの日はゴールデンウィ(略
直訳すると黄金週間。(どうでもいい
またの名を大型連休。
恐らく遠方から遠征してきたコーマーさんもいらっしゃったことでしょう。
そんな方々が付けたであろう、ものすごい数の足跡を見て一気に気持ちが萎えたのですが。
せっかく来たので、先人の足跡をたどって落ち穂拾い。
・ゴールデンウィーク中
・仕事上がり
・渋滞
など、最悪なコンディションの中でもここまで来たのは決して無駄ではなかった。
だってこんなに極上な落ち穂が。

昼過ぎに行っても見つかるものなのですね。
ベーゴマ型のペロペロ容器を拾った時に、ふと思い出してコレクション棚を覗いてみたら、前に拾っておいて紹介していないものがいくつかありました。

右のカップ型のはよく見かけますが、左のガラスコップ型のは初めて見ました。
コップ型だと、ペロペロ舐めるのに不便ではなかろうか。
底までベロが届かなくて下の方に砂糖菓子が残ってしまわないだろうかとか、食糧とくに菓子系は超がつくほど貴重であろう時代になんてもったいないとか、頼まれてもいないのに勝手に色々と心配してしまいそうなところですが、かなり上げ底チックな作りですので心配はご無用でした。
色はどちらも透明。
模様がよく見えないので裏返してみました。

あと、もうひとつありましたので追加。
かなりガサガサで残念な感じですが、完体といえば完体。


色は濃い緑色。
サラダボウルみたいな形してます。
私の手持ちのペロペロ容器はこれにて終了。
また見つけたら随時ご紹介いたします。
自身はまったく興味がないにもかかわらず、健気に私の磯乞食についてくる相棒(現・夫)。
現在も変わらずついてきます。
自分は拾い物に興味がないため海に着いてもやることがない。
なので座れるところを探して腰をかけ、私が戻ってくるまでボーっと遠い目でたそがれているなど、海までの運転以外にとりたててこれといった働きをしないのがデフォルト。
ですが、たま~に
いい仕事をすることがあります。
今回もいい仕事、しました。
丸薬びん完体。しかも青。こんなん私も拾ったことないのに。
くっそ~無欲の勝利ってのはこういうことをいうのか。
いいもの持って帰ってきたらその都度なにかごほうびをあげるとかすれば、ごほうび目当てにPの小瓶とか変わり種ニッキ水びんとか拾ってきたりして。
ごほうびか。
(・∀・)ウヒヒ。
南房総の海岸にて、
カメ越しの初対面からちょうど1週間。
長年の相棒のカメの背中から離れ、横浜を経由して我が家にやってきました。
1週間ぶりの、カメフジツボとの再会です。
彼らはチャック付きポリ袋に3つまとめて入れられ、プチプチにくるまれて来ました。
プチプチがかさばって我が家の郵便受けに入れづらかったようで、郵便屋さんが無理やりギュウギュウと押し込んでてちょっとヒヤヒヤしましたが、開けてみたら無傷でした。
よかった。
来たときは砂まみれで、おまけに宿主のウミガメの甲羅の欠片なんぞも一緒にくっついてきてました。
絶賛中身入りで全体が黄色っぽく、ネトネトに湿っているのが見ただけで分かる。
チャックを開けたら鼻腔破壊必至だろうということも、チャックを開けてみなくても分かる。
だけど私はやらなくてはならない。
カメフジツボの清潔保持のために。
私とカメフジツボとの末永い共存のために。
やらなくてはいけないのだ。
私はこのカメフジツボ達をとても愛している。
ずっとずっと欲しかったのだ。
念願かなってやっと我が家にやってきたのだ。
こんなニオイぐらい、中身ぐらい、宿主の欠片ぐらいどうってことない。
でもコワイ。
キモイ。
クサイ。
。゚(゚´Д`゚)゚。
しかし。
それでも私は闘った。
そして勝った。
あんなにネロネロだったのに。
あんなにエグイにおいをさせてたのに。
こんなに美人さんになったよ。
私の努力は報われた。
ようこそ千葉へ。早速近所の100キンに行って、それっぽい入れ物を購入してきて入れてあげました。
そしてものぐさな私にしては珍しく、標本ラベルなんてものも作ってみました。

なんかフタの隙間からかすかに珍味のようなニオイがするんだけど(゚ε゚)キニシナイ!!
忘れた頃にはニオイも弱まってるだろうと淡い期待を抱きつつ〆。
私の中ではアオイガイといえば日本海側というイメージがあります。
が。
ここ千葉県でもアオイガイを拾うことができます。
ごくごく稀ですが。
左が今回拾ったアオイガイ。右は数年前に拾ったタコブネです。だけどこちらで拾えるのはたいていこのサイズ。
4センチくらいでしょうか。
しかも上の方が大きく割れています。
私は千葉の海岸でアオイガイを見るのはこれで4回目ですが、完体のものを拾えたことは一度もありません
。
同じ仲間のタコブネは完体で見つかるのですが…同じタコの殻でも、タコブネよりも脆いように感じます。
やはり大きな完体は日本海側の専売特許なのでしょうか。
小さくてもいいので、や、大きいにこしたことはありませんが。
一度でいいので完体のアオイガイを拾ってみたいものです。
これはベーゴマ型のペロペロ容器です。
ちなみにガラス製です。

「ペロペロ」とは昔の子供向けの砂糖菓子のことです。
この容器の凹んだ部分に砂糖菓子が詰まっていて、それを子供がペロペロとなめて食べたのでそう呼ばれているようです。
あ。
「子供が」と書きましたが、別に大人が食べてもいいんですよ?もちろん。
このペロペロ容器、ベーゴマ型の他にもカップ型やトラック型などがあります。
食べ終わったガラス容器をままごと道具やベーゴマとして遊ぶことも出来る、とてもエコロジックなお菓子なのですよ。
しかしいかんせんこのペロペロ容器。
安定性が悪くて、この状態のまま飾るのはちとあぶなっかしいですね。
なので置き方を変えてみた。(・∀・)ココヲポチットナ
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
先週、久々に夫同伴で海に行き、久々にウミガメのストランディングに出くわしました。
「うわ~」
「こえ~」
「きんも~」と大騒ぎする夫を尻目に甲羅に目をやると、見えるのはたくさんの白いツブツブ。
仰向けになって漂着しているので、背甲は縁の部分しか見えないのですが、縁の部分を軽く目視しただけでも7~8個のツブツブが確認できます。
ああ
なんてたくさんのカメフジツボ。(*´∀`*)ずっと欲しくて欲しくてたまらなかったものを目の前にして、俄然心が躍ります。
前に、カメフジツボではないのですが、ウミガメに付いていたフジツボを失敬してココにUPしたら、カメに付いてるものからも色々分かることがあるから勝手に持ってきちゃダメだよとご指摘をいただいたことがありました。
知らなかったこととはいえ、悪いことをしました。
だけど…。
こんなにたくさんあるんだもの、ひとつくらい失敬しちゃっても…。
バレなきゃも~まんたい、などと悪魔の誘いが。
必死で振り切り、しかるべき団体に連絡。
とりあえず2団体に同じ内容のメールを送ったら、2団体のうちの1団体が調査に行ってくれました。
迅速な対応に感謝です。
件のウミガメは
こちら。
後日、もうひとつの団体から「今回は調査には行きません。死体はあなたの好きにしてくれて結構です」といった内容の返信がありました。
まあ、この団体は本部?が遠方にあるようなので仕方ないでしょうかね。
でも、あのカメフジツボ。
ずっと欲しかったんだもの。
あきらめるなんて出来ない!!
あんなにたくさんあったんだもの、調査が終わったあとでいいので分けてもらえるか聞いてみる価値はあるかも。
というわけで、ダメモトで少し分けてもらえないか頼んでみました。
そしたらあっさり了承してくださいました。
やった~~~~~!!ヽ(´▽`)ノ
聞いてみるものですね。
本部のある横浜まではちょっと行かれそうもないので、送ってもらうことにしました。
早く来ないかな~楽しみ!
届いたらこちらに写真あげますね。^^
このカメの写真は自分でも撮ってあって、せっかくなのでここに付けて置きますね。
ただ、比較的フレッシュな状態とはいえ死体の写真ですので、グロ注意、自己責任で見たい方だけどうぞ。
ここからどうぞ。

↑
これはおなじみ、大学目薬のコルク栓タイプです。

後ろにある会社名のエンボス文字は、「参天堂薬房」バージョンと「参天堂」バージョンがあります。
これは「参天堂薬房」。
参天堂薬房の方には、底に「田」のエンボスがあるのですが、これって田口参天堂の田だったのですね。
で。
最近拾った大学目薬のびんですが。
なんかちょっと違う。

これ、「目」が「眼」なんです。
大学眼薬。
初めて見ました。
ちなみに。
裏は「参天堂薬房」で、底にはマルの中に「田」です。
調べてみたら、昔の広告が見つかりました。
それがこれなんですけどね。
↓

中国語ですかね。
読めません。
でも、このイラストの雰囲気に文中の「上海」の文字。
もしかしたらこの大学目薬、中国に輸出していたものなのでしょうか?
それ以外に思いつかないんたけど。
蒼のお祭りから2週間が経過。
そろそろ自然の力で蒼の中身がきれいさっぱり抜けた頃かな~なんて思い(他力本願)、前に拾いきれなかった分を根こそぎ拾い上げてやろうと欲丸出しで海に繰り出した。
どんよりと灰色な海。
もちろん誰もいない。
しばらく歩いてみる。
先日あんなにボロボロ落ちていたのに、小さなものやボロボロになったカスみたいなものばかりで蒼御一行様は跡形もない。
段々疲れてきたうえに、トイレに行きたくなってきたので、早々に戻ることにした。
トイレがかなり切羽詰まった状況のため、帰りは歩みが早い早い。(爆)
歩いていると、気になるスポットがあった。
足を止める。

膀胱はもうのっぴきならない状態なのだけれど足を止める。
気になるスポットにしゃがみ込む。
腹圧がかかり、更に膀胱ドッカンドッカン。
顔面蒼白。
脂汗ダラダラ。
でもしゃがまずにはいられないジレンマ。

2/3くらい砂に埋まっているけど、これ…。
絶対アレだよなぁ。
砂に埋まったそれを指でほじくりだしてみる。

やはりそうであった。
これを見た瞬間、あれだけ猛烈な尿意はどこへやら。
現金なものである。
帰宅して洗ってあげたら、キレイなモダマの御姿が。

千葉県へようこそ。